博士号取得者、就職氷河期に

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の新たなデータによれば、2019年の博士号取得者は、社会的に恵まれない少数派グループの取得が増加するなど、明るい兆しが見える。しかし、専門家によれば、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)は、間もなく博士号を取得する者/最近博士号を取得した者にとり、今後数年間にわたり、大惨事をもたらすかもしれない脅威となっている。2019年には、5万5,703名の学生が博士号を取得したが、これは前年から1%の緩やかな増加で、1950年代に調査を開始して以来の平均である3%増を下回った。博士号のキャリア・アドバイザーを務めるマレン・ウッド氏(Maren Wood)は、「COVID-19のために多くの大学院課程が入学を一時停止もしくは制限している。現行の大学院生の多くが、既に氷河状態の学術機関の雇用市場における雇用凍結を回避するため、卒業を先延ばしすることを計画している」と述べる。

Insider Higher ED “Calm Before the Storm” (12/9/20)