アクシオス社(AXIOS)は1月16日、人工知能(AI)の中心地とされる中部大西洋地域及び中西部のデータセンターの電力需要は、2030年までに20ギガワット(GW)近くまで増加する可能性があり、その最大の電力供給源としての役割を天然ガスが担うと予測されると報じた。それでも2030年の電力需要の約半分が不足すると考えられている。本件は、ブルムバーグNEF社(BloombergNEF)が発表した「供給信頼度対応能力(Effective Load Carrying Capability: ELCC)」(各エネルギー資源の発電信頼度を測る指標)に基づくものであるが、発電容量の追加かデータセンターの縮小のいずれかによってこの電力不足が解消しない場合、社会は、電力価格の急騰もしくは最悪の事態として電力ゼロというリスクに直面するという。ただしアクシオス社は、「大量の電力を手頃な費用で数日間以上貯蔵できる長期エネルギー貯蔵が普及すればその状況が変わる可能性はある」としている。
Axios “Here’s what kind of energy is fueling AI” (01/16/26)
https://www.axios.com/2026/01/16/energy-power-ai-data-centers-projections