マイクロソフト社とエヌビディア社、AIで原子力建設を迅速化

アクシオス(Axios)は3月25日、マイクロソフト社(Microsoft)とエヌビディア社(NVIDIA)が、人工知能(AI)を活用した原子力発電所建設に関する取り組みで提携すると報じた。テキサス州ヒューストンで開かれたエネルギー会議「セラウィーク(CERAWeek)」でマイクロソフト社が明らかにした。「原子力のためのAI(AI for nuclear)」構想の下、許認可手続きの効率化、設計の標準化、運転最適化までを一貫して支援するAIを組み込んだツール群を整備するとし、アーロ・アトミクス社(Aalo Atomics)が生成AIによる許認可支援ツールを使って手続きを92%短縮し、年間約8,000万ドルのコスト削減効果を得た事例も紹介した。従来の高度個別化設計から、規制基準と技術的責任を維持しつつ、反復可能な参照型の開発手法へ移行させる計画で、生成AIは過去の許認可実績との整合確認や、着工前の計画シミュレーションにも役立つという。運転段階ではAI搭載センサーが異常を早期検知し、電力網の安定化につなげていくと説明している。

Axios “Microsoft and Nvidia team up on AI nuclear push” (03/25/26)
https://www.axios.com/2026/03/24/microsoft-nvidia-ai-nuclear-energy-plants