トランプ政権は、コロナウィルスのワクチンを生産する最も有望な企業として5社を選出した。年末までに米国内で広範なワクチン摂取を開始できるようにするという大統領府の約束を果たす上で、重要なステップとなる。選出される5社は、モデルナ社(Moderna)(来月に最終段階の臨床試験に入る見込み)、オックスフォード大学(Oxford University)とアストラゼネカ社(AstraZeneca)(同様のスケジュール)、残りの3社は、ジョンソン&ジョンソン社(Johnson & Johnson)、メルク社(Merck)、ファイザー社(Pfizer)で、それぞれ異なる手法を取っている。トランプ大統領は、米国がロックダウンを徐々に解除し、自身の再選の見通しの課題が大きくなりつつある中、速やかな進展を示すことを切望している。しかし、早期の有望な結果と、官民パートナーシップの育成に政権が強い関心を持っているにもかかわらず、大きな障害は引き続き存在し、多くの科学者が、トランプ大統領の目標は非現実的、もしくは楽観的であると考えている。