グーグル、100MW規模の仮想発電所建設を支援

ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は6月3日、グーグル社(Google)がPJM系統(PJM Interconnection)における100メガワット(MW)規模の仮想発電所(VPP)建設に資金提供すると報じた。これに伴い、同社はVPP運営事業者のボルタス社(Voltus)と提携し、地域送電網全域の一般家庭や商業施設、産業顧客から分散型エネルギー資源の集約を図る。短時間のピーク需要に対応するための電力網拡張が顧客のコスト負担を増大させているとし、この提携を通じて、他の大口電力顧客が追随できる再現可能な道を確立し、システムコストの削減を目指す。AIデータセンターの電力需要急増による電気料金上昇や予備率が低下する中、自社データセンターを柔軟に運用するよりも、他の電力利用者に使用時間帯を移行してもらう方が迅速で費用対効果が高いと判断した。同社はチップ調達の資本コストが莫大なため、あらゆるシステム資源を動員して施設稼働を継続させたい意向である。

Utility Dive “Google to fund 100-MW virtual power plant in PJM in ‘first-of-its-kind’ deal” (06/03/26)
https://www.utilitydive.com/news/google-virtual-power-plant-vpp-pjm-voltus/821838/