ガートナー社、「COVID-19の影響により、世界のIT支出は2020年に8%減」と予測

ガートナー社(Gartner, Inc.)の最新の予測によれば、2020年の世界的なIT支出は合計3兆4,000億ドルと予測されている。これは2019年から8%の減少となる。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックと、世界的な景気低迷の影響を受け、最高情報責任者(CIO)は、成長もしくはトランスフォーメーションを狙いとしたイニシアチブよりも、「極めて重要」と考えられる技術及びサービスへの支出を優先している。ITの全ての部門が2020年に減少すると予測され、その中でも機器(15.5%減)とデータ・センター・システム(9.7%減)が大きく減少する。しかし、COVID-19のパンデミックにより、遠隔勤務が促進され続けることから、公共のクラウド・サービス(複数の分類に含まれる)といったサブ項目は明るい兆しとなっており、19%の増加が予想されている。「2020年を通じて、IT支出の回復はゆっくりとしたものになり、娯楽や航空業界、重工業といった大打撃を受けた産業では2019年のIT支出水準に戻るのに3年を要するだろう」と、ガートナー社の幹部は述べている。

Gartner “Gartner Says Global IT Spending to Decline 8% in 2020 Due to Impact of COVID-19” (5/13/20)