エネルギー省、科学研究専用のオープンAIモデル開発へ

サイエンス誌(Science)は9月11日、エネルギー省(Department of Energy)が国内新興企業のアーシーAI社(Arcee AI)と連携し、新たなオープンウェイト型AIモデルの開発に乗り出したと報じた。人工知能(AI)による科学研究加速構想の一環で、研究専用AI「ジェネシス・サイエンス1(Genesis-Science-1: GS1)」の年内公開に向けて取り組む。最も高性能なオープンウェイト型を中国企業が提供している現状や、オープンAI社(OpenAI)やアンスロピック社(Anthropic)など民間の非公開型(クローズド)モデルへの依存により、現場における開発遅延が懸念されていることから、同省は、各国立研究所が蓄積した膨大な実験データを同社と共有し、再現性の確保や安全な環境で運用する独自の高度自動化モデルを開発する。具体的には年末までのリリースを見込んでおり、同省は複雑な実験プロセスの設計・実行・データ解析の統合により、研究期間を大幅短縮につなげると説明している。

Science “Department of Energy bets on ‘open’ AI models for science ” (09/11/26)
https://www.science.org/content/article/department-energy-bets-open-ai-models-science