オンライン専門メディアのシティーズ・トゥデー(Cities Today)は9月11日、ワシントンDCのコロンビア特別区運輸局(District Department of Transportation: DDOT)が、自動運転車(AV)の挙動監視に向け、AIウェイジョン社(AIWaysion)の路側センサー技術を採用したと報じた。同社はパーソンズ・コーポレーション社(Parsons Corporation)と連携し、2027年1月から交通量の多い2カ所の交差点に移動式交通計測ユニットを設置する。具体的にはコンピューター・ビジョン(人の目に相当する技術)を活用してAVを追跡・解析するもので、人間による運転との比較データや市民の懸念事項を検証するなど詳細な走行軌跡データを生成する。まずは運用開始後1ヶ月以内の初期データを入手し、複数地域での試験運用を基に収集したデータを匿名化した上でこれを一般公開する計画である。同局は、取り締まりではなく観察が目的と強調し、業界や地域社会との対話を進めつつ、自動運転車の安全性を客観的に評価する判断材料として活用していく方針を示した。
Cities Today “Washington DC deploys AI to monitor AVs” (09/11/26)