エネルギー省(Department of Energy)は2月10日、アルミニウム製錬所の建設に向け、センチュリー・アルミニウム社(Century Aluminum)を支援すると発表した。現在、国内で稼働する製錬所は4カ所のみで、年間生産量は約68万トンと最盛期に比べて大きく減少していることから、約半世紀ぶりにアルミ製錬所を建設する。トランプ政権が推進する貿易政策や戦略的パートナーシップに基づいた輸入依存軽減と国内製造業の再活性化を目指す国家的な事業で、これに伴いセンチュリー社とアラブ首長国連邦(UAE)のアルミ製造大手、エミレーツ・グローバル・アルミニウム社(Emirates Global Aluminum: EGA)が協働する。オクラホマ州イノーラで建設を進める予定で、同省からの助成金5億ドルに加え、EGA社からの支援も確保した。新工場は完成すれば国内最大規模となる予定で、年間50万トン以上のアルミニウム生産を見込み、また、国防にも必要な高純度アルミニウムの供給も担う予定で、国内生産基盤の強化に寄与すると期待されている。
Department of Energy “Energy Department Awardee to Build First American Aluminum Smelter Since 1980” (02/10/26)
https://www.energy.gov/articles/energy-department-awardee-build-first-american-aluminum-smelter-1980