アマゾン社、警察による顔認識ソフトウェアの使用を一時停止

アマゾン社(Amazon)は6月10日、警察が同社の顔認識ツールを使用することを1年間停止すると発表した。アマゾン社は一時停止の理由を説明していないが、米国内で人種差別や偏見に基づく警察活動を巡り、全国的な抗議が行われている中での発表となった。アマゾン社の技術はこれまでに、有色人種の人を間違って認識すると批判されたこともあった。同社は、一時停止を発表したブログの中で、「当社の顔認識技術サービス『レコグニション(Rekognition)』にモラトリアムを実施することで、議会が、顔認識技術の倫理的使用について適切な規則を設定する十分な時間を得られることを期待する」と述べている。同社は、顔認識ソフトウェアを法規取り締まり機関へ提供する大手企業であったことから、今回の発表は大きな変化である。なお、IBM社は6月8日に、顔認識製品の販売を中止すると発表している。

New York Times “Amazon Pauses Police Use of Its Facial Recognition Software” (6/10/20)