米国税調査局(U.S. Census)は、2011年の「米国コミュニティ調査(American Community Survey: ACS)」の結果に基づき、STEM雇用における人口動態的な不均衡をまとめた報告書「STEM雇用における性、人種、ヒスパニック系人口の不均衡(Disparities in STEM Employment by Sex, Race, and Hispanic Origin)」を発表した。それによれば、ハイライトとして、①STEM雇用における女性の割合は、1970年代以来増加しているものの、工学やコンピュータ分野(全STEMの80%以上を占める)では圧倒的に少ない、②科学・工学系の大学卒業生のうち、STEM分野で雇用される男性と女性の割合は31%と15%、③科学・工学系の学位を持っているアジア人の約41%が現在STEM分野で雇用されており、次いで、2つ以上の人種の混合者(24%)、非ヒスパニック系白人(23%)となっている、などが挙げられている。
U.S. Census “Disparities in STEM Employment by Sex, Race, and Hispanic Origin” (September 2013)