シカゴ大学エネルギー政策研究所(Energy Policy Institute at the University of Chicago: EPIC)のロバート・ロズナー所長(Robert Rosner)が作成した報告書「小型モジュラー原子炉:米国における原子力発電の鍵(Small Modular Reactors – Key to Future Nuclear Power Generation in the U.S.)」によれば、小型原子炉(発電能力600メガワット以下で、工場でモジュラー・コンポーネントとして建設され、目的地で組み立てられるタイプの小型原子炉)は、米国の原子力発電の未来において鍵を握る存在かもしれないと結論している。「小型モジュラー原子炉は、高価値雇用の造成に大きな刺激となり、原子炉技術分野における米国のリーダーシップ回復につながり、福島原発事故以降の世界において米国のリーダーシップを強化するであろう」と報告書はとりまとめている。また、ロズナー所長はこの報告書とともに、現行コストで大型原子炉を建設した場合のコストを試算した「ギガワット規模の現行資本コスト分析(Analysis of GW-scale Overnight Costs)」も発表している。
UChicago News “Small reactors could figure into U.S. energy future” (12/13/11)