ウーバー社がカーネギーメロン大学の研究者を多数引き抜き

ウーバー・テクノロジーズ社(Uber Technologies Inc.)が今年になって、カーネギーメロン大学(Carnegie Mellon University)から40名もの研究者・科学者を引き抜いたことから、世界で有数のロボット研究機関を擁する同大学は危機に陥っている。カーネギーメロン大学とウーバー社は今年2月、無人走行車技術の開発で緊密な協力をすることを目的として戦略パートナーシップを結んだ。しかし実際にはこのパートナーシップは協力というよりは競争的要素が強く、社内の研究開発能力を持たないウーバー社は人材の宝庫である同大学の全米ロボット工学センター(National Robotics Engineering Center: NREC)へ近づいた。NRECの研究者によれば、ウーバー社はNRECの複数の研究者に多額の賞与と給与を提供し、同社がピッツバーグに新設した技術センターで雇用しているという。NRECの新所長はこうした事態を憂慮している。
Wall Street Journal “Carnegie Mellon Reels After Uber Lures Away Researchers” (5/31/15)