全米芸術基金(National Endowment for the Arts: NEA)は8月22日、「工業デザインの芸術の価値:同部門の概要と同部門が製造や技術、イノベーションに及ぼす重要性(Valuing the Art of Industrial Design: A Profile of the Sector and Its Importance to Manufacturing, Technology, and Innovation)」と題する報告書を発表した。これは、工業デザインの世界に深く踏み込んだ初の報告書である。同報告書によれば、米国には現在、4万人以上の工業デザイナー(自動車や住宅、電化製品などの製造製品のコンセプトを開発する専門家)がおり、そのうち給与取得労働者の多くは製造業と専門・科学・技術サービスという2つの部門で仕事をしている。工業デザイナーはその他のデザイナー(グラフィック・デザイナーやインテリア・デザイナーなど)に比べると数は少ないが、給与は高い方で、工業デザイナーの2012年の年間賃金の中間値は5万9,610ドルとなっている。また、工業デザイナーが集中している地域としては、ミシガン、ロードアイランド、ウィスコンシン、インディアナ、ペンシルバニアが挙げられている。
National Endowment for the Arts “Industrial Designers Play a Critical Role in Manufacturing, Technology, and Innovation ” (8/22/13)