NRC新委員長、エネルギー省高官を首席補佐官に

原子力規制委員会(Nuclear Regulatory Commission: NRC)の広報官は、アリソン・マクファーレン(Allison Macfarlane)氏がNRC新委員長に就任した7月9日、エネルギー省の上級政策アドバイザーであるフィリップ・ニエジェルスキ-アイクナー氏(Phillip Niedzielski-Eichner)が数週間以内にマクファーレン委員長の首席補佐官に就任する予定であると発表した。ニエジェルスキー-アイクナー氏は、エネルギー省の内部作業部会の委員長として、「米国原子力の未来に関するブルーリボン委員会(Blue Ribbon Commission on America`s Nuclear Future: BRC)」が1月に発表した原子力廃棄物に関する新国家戦略の提案を検討してきた。エネルギー省広報官によれば、内部作業部会による調整は続いており、今夏後半に戦略の勧告を行う予定であるという。 platts “New US NRC chairman taps DOE official to be chief of staff” (7/10/12)

「2012年米国でビジネスに最も適した州」でテキサス州が1位に

CNBC社が毎年発表する「米国でビジネスに最も適した州(America`s Top State for Business)」の2012年版で、テキサス州が1位に返り咲いた。同調査報告はCNBC社が2007年に初めて以来、今年で6回目となる。これまでは、テキサス州とバージニア州が1位と2位を交互に独占していたが、テキサス州が1位に返り咲いた今年、バージニア州は3位に下落、2位にはユタ州が浮上した。調査は、50州を対象に、「ビジネス費用」「労働力」「クオリティ・オブ・ライフ」「インフラ&輸送」など10の部門で採点し、総合順位を出している。テキサス州はこのうち6部門でトップ10入りをした。 CNBC “Texas Is America’s Top State for Business 2012” (7/10/12)

NIST、スマートメーターアップグレードのための試験枠組み草案を発表

米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology:NIST)は7月10日、ユーティリティ企業が遠隔地点からスマートメーターのアップグレード(upgrade)を確実に行なうための手順を試験する上で有益なガイドライン草案「先端メーター・インフラ:スマートメーターアップグレード可能性の試験枠組み(Advanced Metering Infrastructure Smart Meter Upgradeability Test Framework: NISTIR 7823)」を発表した。草案は、ユーティリティ企業が自社のメーターアップグレード手法が全国電機製造業者協会(National Electrical Manufacturers Association: NEMA)の「スマートグリッドアップグレード可能性標準(Standard for Smart Grid Upgradeability)」で義務付けられている安全性と機能性の基準に合致しているかどうかを判断する材料として、一般的な試験基準を提示している。NISTのある高官は、この試験枠組みの利用は完全に自発的なものであることを強調した上で、「今後も草案へのコメントを検討しながら枠組みを強化していく計画である」と述べた。 National Institute of Standards and Technology “NIST Releases Test Framework for Upgrading Smart Electrical Meters” (7/2/12)

連邦規制支出予算は2013年度に減少の見込み

ワシントン大学セントルイス校(Washington University in St. Louis)のワイデンボーム経済・政府・公共政策センター(Weidenbaum Center on the Economy, Government and Public Policy)とジョージワシントン大学(George Washington University)の規制研究センター(Regulatory Studies Center)が発表した報告書「会計の行き詰まりにより規制当局予算の成長は鈍化:2012/2013年度の米国予算分析(Growth in Regulator`s Budget Slowed by Fiscal Stalemate: An Analysis of the U.S. Budget for Fiscal Years 2012 and 2013)」によれば、2012年度の規制当局運営費は591億ドル(前年比8.6%増)となる一方で、2013年度の予算教書では587億ドルと減少が見込まれているという。2012/2013年度の規制予算の大部分は、食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)、米国特許商標局(U.S. Patent and Trademark Office:USPTO)、国土安全保障省(Department of Homeland Security)などに充てられるという。報告書の共同執筆者は、「規制は現代の米国生活で重要な要素を増しつつあるが、規制活動を測定することは依然として難しい」と述べている。 Science Blog “Federal regulatory spending budget to decrease next …
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エネルギー省、グリーン化への取り組み

エネルギー省(Department of Energy)は、本部複合施設の中核となるフォレスタル・ビル(Forrestal Building)に新たな冷却設備(chiller plant)を導入した。これにより、年間60万ドルが節約される見込みであるという。この冷却施設は、エネルギー省がNORESCO社と組んだ官民パートナーシップ「省エネパフォーマンス契約(Energy Savings Performance Contract)」)を通じて設置されたものである。更に、このパートナーシップにより、LED屋外照明や蒸気トラップの修繕、変動型風量システムなどの改良が実施され、長期的に5,950万ドルの節約が見込まれている。こうした改良は、大統領行政命令135141号(Executive Order 13514)を支持するためにスティーブン・チュウ長官(Steven Chu)が設定したエネルギー・温室効果ガス削減目標の実現に向けた取り組みの一部である。 Federal News Radio.Com “DoE forges ahead in green trend” (7/9/12)

DARPA次期長官にプラベーカー博士

国防高等研究計画局(Defense Advanced Projects Research Agency:DARPA)の次期長官に、アラティ・プラベーカー博士(Arati Prabhakar)が指名された模様である。プラベーカー氏は1986年から1993年までDARPAでプログラム・マネジャーを務めた他、マイクロエレクトロニクス技術部(Microelectronics Technology Office)の創立部長でもあった。1993年にはクリントン大統領の任命を受け、米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology:NIST)の長官に就任した。DARPA職員宛に送られたメモによれば、「プラベーカー博士はそのキャリアを通じて、国家安全保障及び民間部門の技術進展に取り組んでいる。国防総省(Department of Defense)及びリーダーシップの経験、シリコンバレーやその他における技術コミュニティでの経験は、DARPAの成功を引き継ぐのに理想的である」と記されている。プラベーカー氏は7月30日にDARPA長官に就任する。 Computing Research Policy Blog “Prabhakar Named New DARPA Director” (7/10/12)

エネルギー情報局(EIA)が「年間エネルギー見通し2012」の完全版を発表

エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)は6月25日、「年間エネルギー見通し2012(Annual Energy Outlook 2012: AEO2012)」の完全版を発表した。完全版は、先に発表された参照事例予測の他に、29件の代替事例予測を含めたものである。AEO2012の鍵となる結論としては、①緩やかな人口成長予測や長期的な景気回復、エンドユーズにおけるエネルギー効率の増加を反映し、エネルギー消費の成長率は予測期間全体を通じて鈍化する、②国内原油生産は増加する、③予測期間を通じて天然ガス生産は増加し、米国は天然ガスの純輸入国から純輸出国に移行する、といった点が挙げられている。 U.S. Energy Information Administration “EIA examines alternate scenarios for the future of U.S. energy” (6/25/12)

DARPA、2016年までに極超音速ジェット機建設を計画

国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency:DARPA)は、2016年までに実験的極超音速ジェット機を建設及び試験する計画であることを明らかにした。DARPAはマッハ20の速度を実現したいと考えており、その速度の場合、工学者達は従来とは全く異なる形で空気力学を検討する必要がある。更に、現行の航空機とは異なる形で熱保護システムや遮熱材を開発する必要がある他、運転及び飛行方法についても考察しなくてはならない。そしても最も重要な点は、実際にいかにして機体を駆動・推進させるかである。 Business Insider ” DARPA Wants To Build A Hypersonic Plane By 2016″ (7/11/12)

GE、先端電池製造事業を拡大へ

ゼネラル・エレクトリック社(General Electric)は、ニューヨーク州スケネクタディにある1億ドル規模の先端電池製造工場に7,000万ドルを追加投資し、同工場の生産を2倍にする計画である。全面的に稼働すれば、工場では450名が雇用される見通しである。同工場では、GEの次世代デュラソン電池(Durathon batteries)を生産しており、デュラソンは、従来型の鉛酸蓄電池に比べてサイズが半分の上、耐久性は10倍、必要とするスペースは半分となっている。この製造工場は、「GEエネルギー・ストレージ(GE Energy Storage)」と呼ばれる新規事業の主要要素で、GEの社長兼CEOであるジェフ・イメルト氏(Jeff Immelt)は、この新規事業が数年以内に年間10億ドル以上の売上を上げることを期待している。 GE Reports “GE Expands Advanced Battery Manufacturing Start-Up, Boosts Investment to $170 million; 450 New High-Tech Jobs in Upstate New York” (7/10/12)

NIH、基礎科学の博士号学生を対象とした臨床・トランスレーショナル研究のパイロット・プログラム立ち上げ

国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)の臨床センター(Clinical Center)は、臨床及びトランスレーショナル研究の人材確保を目的としたパイロット・プログラム「博士号学生のための臨床・トランスレーショナル研究・コース(Course in Clinical and Translational Research for Ph. D. Students)」を実施、7月9日には初めて16名の学生が参加した。パイロット・プログラムはベセスダにあるNIHキャンパスで2週間にわたり、臨床及びトランスレーショナル研究の基礎づくりとなる講義が行われる。これらの講義や双方向型セッションを通じて、若手の学生がこの分野でのキャリアを検討するよう奨励することが狙いである。 National Institutes of Health “Basic science students introduced to their role in clinical and translational research” (7/9/12)