国立科学財団(National Science Foundation: NSF)のスブラ・スレシュ長官(Subra Suresh)は2月13日、2013年度予算(前年度比5%増となる73億7,300万ドル)について詳述した。NSFの2013年度予算案は、①基礎研究と教育を強化することでイノベーションを促進し、経済成長を支援し、民間部門における機会を育成し、ハイテク雇用の創出を刺激し、複雑な社会的課題に取り組む、②製造業をより早く、より安価に、よりスマートにする研究に投資し、先端製造技術のトランスフォーマティブな研究を支援する、③クリーン・エネルギーや製造業などへの投資を通して環境の持続可能性における国家的課題に対処する、などを狙いとしている。また、同予算案の注目点として、①新マテリアルや無線通信、スマート・インフラ、ロボット工学を狙いとした学際的研究に3億800万ドル、②サイバーセキュリティ及びその教育に1億1,000万ドル、③次世代コンピューターツールやリソースの構築を狙いとした「21世紀型科学工学イニシアチブのためのサイバーインフラ枠組み(Cyberinfrastructure Framework for 21st Century Science and Engineering initiative)」に1億600万ドル、などが挙げられている。
NSF “National Science Foundation Budget Positions U.S. to Maintain Competitive Edge” (2/13/12)