米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は8月15日、米国の膨大かつ重要なインフラを守ると同時により安全確実な情報社会を実現することを目指し、複数の大学による研究及び教育活動を支援するため、3件の大型フロンティア・アワード(Frontier award)に2,000万ドルを投資すると発表した。フロンティア・アワードは、複数の機関によって大規模に行われ、社会や工学分野で広範な経済的及び科学的影響を持つ大きな課題に対処し、その認識を高めるプロジェクトに贈られる。今回のグラントは、NSFが2011年に発表した「連邦サイバーセキュリティ研究開発プログラムに関する戦略的計画(Strategic Plan for the Federal Cybersecurity Research and Development Program)」に即したものである。受益プロジェクトのテーマは、①医療及び健康のための信頼できるサイバーシステムの実現、②クラウド・コンピューティング時代におけるセキュリティの再考、③効果的なウェブ・プライバシーの通知と選択、となっており、合計12大学が参加する。
National Science Foundation “NSF invests $20 million in large projects to keep the nation’s cyberspace secure and trustworthy” (8/15/12)