NSF、管理体制を刷新 キャリア職員を局長に昇格 

米国物理協会(American Institute of Physics: AIP)は5月12日、米国科学財団(National Science Foundation: NSF)が大統領府指針に従い、局長代理を務めていた常勤のキャリア職員7人を新たに局長に昇格させる組織改編を行ったと伝えた。大統領府人事管理局(Office of Personnel Management: OPM)は、数年契約の外部招聘研究員などが連邦職員の管理・人事評価を行っていた状態を解消するとし、今後は常勤局長が各局の管理・監督を担い、専門知識を持つ局長補佐は主に、助言やプログラム推進などの役割に移行する。背景には、OPM指針や昨年8月の監査官室による是正勧告があり、内部メモでは約400人いた非連邦職員を約70人に削減する計画も示されていた。NSFは理事会メンバーの解任や長官の辞任など、トップ不在に直面しており、大統領が2月に指名したジム・オニール次期長官候補(Jim O’Neill)に対する上院の公聴会も、いまだ開催されていない現状となっている。

AIP “NSF Elevates Career Staff to Lead Directorates ” (05/12/26)
https://www.aip.org/fyi/nsf-elevates-career-staff-to-lead-directorates