NSF、海洋観測イニシアチブの機器撤去を停止 運用継続を発表

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は6月18日、海洋観測用機器の撤去や規模縮小を中止し、計画されたメンテナンスを含む運用を継続すると発表した。2016年に開始した海洋データを収集する25年間の長期プロジェクト「海洋観測構想(Ocean Observatories Initiative: OOI)」データの利用者からの懸念を受け、撤去された沿岸用耐久ケーブルや関連機器(Endurance Array、オレゴン州とワシントン州の沖合、北東太平洋に位置)についても再配備する計画を進めている。今後は関係者からの意見を収集するための書簡(Dear Colleague Letter)を発出するほか、専門家パネルを招集して観測ニーズの評価や利用可能なデータソースを検討し、持続可能な道筋を特定する。同財団は海洋科学への貢献と研究インフラの責任ある管理、利用者の支援に尽力していくと説明している。

NSF “Update on Ocean Observatories Initiative” (06/18/26)
https://www.nsf.gov/news/update-ocean-observatories-initiative
参照記事: OOI “Coastal Endurance Array”