国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)は、第3世代となる高性能コンピューティング(high performance computing: HPC)システム「ケストレル(Kestrel)」を構築する企業として、ヒューレット・パッカード社(Hewlett Packard Enterprise: HPE)を選出した。ケストレル(アメリカ・チョウゲンボウで、ハヤブサ属の小型のハヤブサ)という名称は、エネルギー省(Department of Energy)のエネルギー研究開発(R&D)努力を早急に進展させ、米国全体に革新的なエネルギー・ソリューションをもたらすという使命を如実に表している。新システムの設置は、2022年秋から、NRELのエネルギー・システム統合施設(Energy Systems Integration Facility: ESIF)データ・センターで開始される。移行期間中、ケストレルは、NRELの現在のスパコン「イーグル(Eagle)」の補完を務める。2023年初頭にケストレルの構築が完了した際には、約44ペタフロップ・コンピューティング・パワーにより、イーグルの5倍以上の速さと規模でエネルギー効率及び再生可能エネルギー研究を加速させると期待されている。