国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)のフランシス・コリンズ長官(Francis S. Collins)は、独立諮問機関である評議会委員会(Council of Councils)の勧告のほとんどを受け入れ、NIHが資金提供するバイオ医療研究で利用されるチンパンジーの数を大幅に削減し、現在所有或いは支援しているチンパンジーの多くを引退させることを決定した。これは、医学研究所(Institute of Medicine: IOM)が2011年12月に、「バイオ医療研究で利用されているチンパンジーの多くは不要であり、引き続き必要とされるチンパンジーの利用は一連の原則や基準に基づいて判断されるべきである」と勧告したことを受け、コリンズ長官が評議会委員会の作業部会にIOMによる原則や基準の実践方法について勧告を行うよう求めていたものに基づく。NIHは、今後のバイオ医療研究のために最高50匹のチンパンジーを保持するが、繁殖はさせない計画である。
National Institutes of Health “NIH to reduce significantly the use of chimpanzees in research” (6/26/13)