国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)は、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン誌(New England Journal of Medicine)に、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の原因である新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の検査の数、質、種類を大幅に強化すると共に、社会的に恵まれない層への検査不平等を是正するために立ち上げられた枠組み「診断のラピッド加速(Rapid Acceleration of Diagnostics: RADx)」の内容を詳述した論文を発表した。現在、さほど複雑でなく、現場で実施可能で、早急な結果を得られる分子診断を全国的に導入することが急務となっていることを受けて立ち上げられたRADxは、4つの主要コンポーネント(技術、先端技術プラットフォーム、早急性、恵まれない人口層)で構成され、2020年12月までに、米国内で一日当たり約600万件の検査を実現することを目的としている。