クレイ社、IBM社が断念したスパコン開発プロジェクトを引き継ぐ

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(University of Illinois Urbana-Champaign)の「スーパーコンピューティング・アプリケーションズ米国センター(National Center for Supercomputing Applications:NCSA)」は、世界有数のスパコンを構築するプロジェクト「ブルーウォーターズ(Blue Waters)」をクレイ社に委託すると発表した。このプロジェクトは当初、IBM社が受託していたが、チップ開発で苦戦し、「IBM社が開発していた革新的な技術は非常に複雑で、予想以上の金銭的および技術的支援が必要であった」として今年の8月に撤退を表明していた。NCSAからクレイ社への発注金額は1億8,800万ドル以上に上る。スパコン市場は長い間、米国が独占していたが、日本の復活や中国の台頭により、米国のリーダーシップが失われつつあるとの懸念が出ている。
The Wall Street Journal “Cray to Take On Supercomputer After IBM’s Exit” (11/14/11)