情報高等研究開発活動(Intelligence Advanced Research Projects Activity: IARPA)では現在、現行の2つの研究プログラムが、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のパンデミックに対抗するための一助となるソリューションを提供できるかどうかについて、評価を行っている。うち、「気体段階の効率的な低パワー調査のための分子分析器(Molecular Analyzer for Efficient Gas-phase Low-power Interrogation: MAEGLIN)」プログラムは、大気中の有害な気体化合物を検知するセンサーを開発するもので、その目標は、大量破壊兵器もしくは麻薬生産などの違法活動を示す化学的指標(chemical indicators)を検知することである。現在、同プログラムで最近開発された微小ガス・クロマトグラフが、息のセンサーとして機能し、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関連する危機的状況である「急性呼吸促迫症候群」の兆候を検知することに使用できるかどうかについて調査が行われている。
Office of the Director of National Intelligence “IARPA Pivots to Fight Coronavirus” (7/13/20)