政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は、国防総省(Department of Defense)が行っている「迅速イノベーション・プログラム(Rapid Innovation Program: RIP、革新的な技術を調達プログラムへ移行させることを目的としたプログラムで、2011年度から行われ、これまで13億ドルが充当されている)」について調査を行い、その結果を報告書として公表した。それによれば、完了したプロジェクトの一部は、技術を調達プログラムや軍事利用へ移行させることに成功しているが、①完了プロジェクトの件数がまだ少ないこと、②プログラム全体の移行目標と移行に関する効果的な追跡手法がないことから、RIPの全体的な成功を正確に評価することは難しいとしている。GAOはDODに対して、プログラムの移行目標を確立し、移行の成功につながる要素を活用することを勧告している(DODは前者の勧告には反対し、後者の勧告には同意している)。
Government Accountability Office “DOD Rapid Innovation Program: Some Technologies Have Transitioned to Military Users, but Steps Can Be Taken to Improve Program Metrics and Outcomes” (5/7/15)