連邦巡回裁判所、「EPAの非現実的なバイオ燃料目標が精製所に打撃」と裁定

環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)は毎年再生可能燃料予測に基づき、精製所や輸入業者、混合業者が利用すべき燃料量を定めた「再生可能燃料基準(Renewable Fuels Standard)」を発表しているが、米国コロンビア特別区巡回控訴裁判所(U.S. Court of Appeals for the D.C. Circuit)は1月25日、EPAが定めたセルロース系バイオ燃料の利用義務付け基準は過度に楽観的で誤っていると裁定し、提訴した米国石油研究所(American Petroleum Institute)の訴えを認めた。裁判所は、「EPAは、イノベーション促進を意図しながら未来の技術に基づき基準を設定する法的権限を有しているが、本件ではEPAは燃料の購入を余儀なくされる『捕虜的消費者』である精製所に圧力を与える一方で、生産者側は専門性や施設、収益の機会を維持していることになる」と指摘した。
Politico “Court: EPA’s unrealistic biofuel goal hurt refiners” (1/28/13)