DARPA、小規模な都市地上部隊のためにスワーム(大群)能力を構想

高層ビルや限定的なスペース、狭い視野などで作られる都市部の谷間は、軍事上のコミュニケーションや可動性、戦略の妨げとなる可能性がある。無人航空機(unmanned air vehicles: UAV)や無人地上車(unmanned ground vehicles: UGV)はこうした困難な都市型環境において効果的であることが証明されているが、こうした能力は、兵士がこれらのロボット部隊を「スワーム(swarm。「大群」の意)」かつ同時にコントロールすることができれば、大幅に拡大できる。この場合、問題となるのは、ロボット部隊ではなく、スワームを管理し、相互にやりとりをする技術を持たない米軍部隊である。こうした課題を克服し、都市型環境での小規模戦闘部隊の効率性を大幅に強化することを目的とし、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は、「スワームによる攻撃的な戦略(OFFensive Swarm-Enabled Tactics: OFFSET)」プログラムを開始する。OFFSETプログラムは、100以上のUAVやUGVロボット・システムが利用できるスワーム戦略を100件以上開発、実証することを狙いとする。
Defense Advanced Research Project Agency “OFFSET Envisions Swarm Capabilities for Small Urban Ground Units” (12/7/16)