DARPA、量子コンピュータの有用性を定量化する取り組み

万能で無停止型の量子コンピュータの登場は十年以上先かもしれないが、無停止型量子システムへ向けた取り組みで欠けているのは、大型の量子コンピュータが実際に登場した時に、それがどれほど有益もしくはトランスフォーマティブかを定量化する有意義な指標である。国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は今般、量子コンピューティングの進展を測定し、具体的な目標へ向けた現在の研究を促進するための規格標準を提供することを目的として、「量子ベンチマーキング(Quantum Benchmarking)」プログラムを発表した。量子ベンチマーキング・プログラムは、①量子コンピュータの主要な指標の再考、②指標をテスト可能なものとする、③具体的なタスクに求められる量子資源と従来型資源をの試算、により量子コンピュータの有用性を予測することを狙いとしている。

Defense Advanced Research Project Agency “Quantifying Utility of Quantum Computers” (4/2/21)