中央情報局(Central Intelligence Agency: CIA)は10月7日、新たに「中国ミッション・センター(China Mission Center)」を設立したと発表した。本件は、バイデン政権が、外交政策のトップ優先事項として、また、米国の強力な世界的ライバルとして、中国に注目していることを示している。CIAは声明文の中で、中国政府を「主要なライバル(key rival)」と言及した上で、本ミッション・センターは、ウィリアム・バーンズ長官(William Burns)が春に、「中国、技術、人、パートナーシップ」などに集中して開始した一連の戦略的レビューの結果である」と述べた。ミッション・センターは、中国によって呈される世界的な課題に対処することを意図しており、中国はCIAのミッション分野の全域に影響を及ぼす存在となっている。また、バーンズ長官は、最高技術責任官(chief technology officer)の役割と、米国の競争力にとって重要な世界的問題(新興技術や経済安全保障、気候変動など)に対処する「国境を越えた技術ミッション・センター(Transnational and Technology Mission Center)」の新設もあわせて発表した。