都市圏における欠陥橋梁を調査した報告書発表

輸送産業のロビー機関であるトランスポーテーション・フォー・アメリカ(Transportation for America)は、都市圏における欠陥橋梁を調査・順位付けした報告書「実施すべき処置:米国都市圏における橋梁の現状(The Fix We’re In For: The State of Our Nation’s Busiest Bridges)」を発表した。これによれば、全国都市圏で構造的に問題のある欠陥橋梁の数(1万8,239件)はファストフードのマクドナルド(McDonald)レストランの数(約1万4,000件)よりも多いという。報告書の順位付けでは、大型都市圏(人口200万人以上)で欠陥橋梁の割合が最も高いのはペンシルバニア州ピッツバーグで30.4%となっている他、中型都市圏(100~200万人)はオクラホマ州オクラホマシティ(19.8%)、小型都市圏(50~100万人)ではオクラホマ州タルサ(27.5%)となっている。報告書は今後の惨事を防ぐための議会への勧告として、①橋梁の修復や再建を行うため州政府へ提供するリソースを強化する、②それらの資金が必ず橋梁修復に利用されることを確認する、③新築または改築される橋梁が安全であることを義務付ける、などを挙げている。
Transportation for America “New Report Ranks Deficient Bridges by Metro Areas” (10/19/11)