米国、バイオテロリズムへの対策は不十分

超党派大量破壊兵器テロリズム研究センター(Bipartisan WMD Terrorism Research Center: WMD Center)が10月12日に発表した報告書「バイオ対応通信簿(BIO-response Report Card)」によれば、バイオテロリズムは米国民にとって重大な脅威となっているが、米国はその対策がほとんどできていない状態であるという。報告書は、小規模な攻撃から世界規模の惨事をもたらす攻撃(および感染性・非感染性の攻撃)について、「検知および診断」「医療対策準備(ワクチンなど)」など8つの対策項目について評価を行っている。それによれば、Fが15項目、Dが15項目、Cが7項目、Bが8項目で、Aと評価された項目は一つもない。報告書の中でWMDセンターでは、バイオテロ対策を専門に取り組むポジションを連邦政府内に設置するよう勧告している。
Nature.com “US unprepared for bioterrorism” (10/12/11)