近年の技術的進歩により、近い将来において軌道上で衛星の点検や修理などを行うロボティクス・サービスが実現する可能性が高まってきた。実際、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)の「地球同期衛星のロボティクス・サービス(Robotic Servicing of Geosynchronous Satellite: RSGS)」を含め、軌道上サービスの実現に向けた取り組みは既に始まっている。しかし現在のところ、明確で広く容認された技術及び安全の標準がない点が大きな障害となっている。このため、DARPAは、「ランデブー及びサービス活動を実行するためのコンソーシアム(Consortium for Execution of Rendezvous and Servicing Operations: CONFERS)」を設立する。CONFERSは、宇宙コミュニティ内の専門家で構成され、政府と業界のベストプラクティスを活用しながら、軌道上サービス活動のためのコンセンサスに基づく非強制的な技術及び安全標準の研究、開発、発表に取り組む。
Defense Advanced Research Project Agency “DARPA Creating Industry/Government Group for Safe Operation of Space Robotics” (11/29/16)