DARPA、自律型外科手術ロボット開発に350万ドル拠出へ

国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency: DARPA)は9月15日、大規模戦闘や大量負傷者が発生した場合の事態対応に向け、自律型外科手術ロボット技術を開発する競技会「DARPA外科コンペ(DARPA Surgical Competition: DSC)」を開始すると発表した。350万ドルを投入し、外科医と協力して救命処置を行う高度な技術を開発する。DARPAは、外科医を置き換えるのではなく、現場における人手不足を補うことを目的とし、人工知能(AI)やロボットの器用さで人間と機械の協働の可能性を探ると説明した。9月22日に説明会を開催予定で、参加チームは医療知識や各種能力などの評価審査を経る必要がある。具体的には、損傷コントロール手術で執刀医を補佐する技術開発に150万ドル、ヒトの介入なしに外傷手術を行う開発に150万ドル、部品開発に50万ドルを投入する計画で、DARPAは開腹手術用ロボット開発など、技術的障壁リスクを低減することで、へき地医療や災害対応などにもつなげたい考えを示している。

DARPA “$3.5M to advance autonomous trauma robotics” (09/15/26)
https://www.darpa.mil/news/2026/darpa-competition-surgical