ノースカロライナ大学が復旦大学との留学プログラムを中止

米国物理協会(American Institute of Physics: AIP)は9月14日、ノースカロライナ大学(University of North Carolina)による復旦大学(Fudan University)との留学プログラムの中止決定について伝えた。国防総省(Department of Defense)が8月、国防権限法1286条(NDAA Section 1286)に基づき30校の大学機関を対象に監査を実施したことに対応したもので、他の大学は研究を伴わない学部生交換プログラムを継続すると表明した。同省は7月、国家安全保障上の懸念がある研究機関を記載したリストに、復旦大学や山東大学(Shandong University)、上海交通大学(Shanghai Jiao Tong University)の3校を追加で指定し、これにより、リスト掲載校と米国の高等教育機関との基礎研究における共同作業が禁止されたことが背景にある。安保上の監査対象が軍需産業以外の一般的な高等教育機関へ拡大したことに対し、AIPは、学術団体から国際的な学術交流や科学の発展を損なうとして懸念の声が上がっていると伝えている。

AIP “EPA Hosts Global G20 Forum on Regulatory Efficiency in Houston” (09/14/26)
https://www.epa.gov/newsreleases/epa-hosts-global-g20-forum-regulatory-efficiency-houston