エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)は6月16日、2026年1~5月におけるカリフォルニア独立系統運用機関(California Independent System Operator: CAISO)の管轄地域内における事業規模の太陽光発電量が天然ガスを上回ったと発表した。同期間の太陽光発電量は2024年の同時期に比べて21%増加した一方、天然ガスは60%減少した。また1日あたりの発電量で太陽光が天然ガスを上回った日数は全体の82%に達し、過去2年間の21%から急増した。背景には天然ガス設備容量が横ばいであるのに対し、過去2年間で太陽光の容量が19%増の25ギガワット(GW)、蓄電池容量が79%増の16GWに拡大したことがある。太陽光と併設される蓄電池は余剰電力を充電に回し日照量の少ない夕方や早朝に電力を供給しているが、その放電量も2024年同時期の3倍に増加した。また需要が7%増加したものの、域内純発電量は19%減少した。太平洋北西部の干ばつ緩和に伴う水力発電やニューメキシコ州の新風力事業からの安価な電力導入が倍増したことによる。
EIA “Solar generation in CAISO surpassed natural gas in the first five months of 2026” (06/16/26)
https://www.eia.gov/todayinenergy/detail.php?id=67784