テネシー州で核融合の規制枠組みが発効、商業化へ前進

ニュークリアニュースワイヤー(NuclearNewwire)は6月12日、テネシー州による米国初の核融合装置に関する独自規制枠組み導入について報じた。必要な人員の確保や年1回以上の再訓練・試験、放射線安全責任者の任命、公衆安全・健康や財産を保護する設備施設と手順の確立などを義務付ける内容で、原子力規制委員会(Nuclear Regulatory Commission: NRC)が核融合装置を商業用核分裂炉とは異なる枠組みで規制すると決めた2023年方針を受け、同州は今年3月に登録やライセンス供与の手順を定めた改正規則を提出していた。この動きは、同州オークリッジ近郊で出力400メガワット級の商業用実証プラント「インフィニティ・ツー(Infinity Two)」の建設を進めるタイプ・ワン・エナジー社(Type One Energy)事業を後押しするもので、同社は新枠組みのもと最初の認可を取得する見込みである。2028年にも着工予定で、業界からは州ごとの独自規制が乱立する懸念も、建設地選択の柔軟性などにより、州への権限移行は好意的に受け止められているという。

NuclearNewwire “Tennessee fusion regulations take effect” (06/12/26)
https://www.ans.org/news/2026-06-11/article-8115/tennessee-fusion-regulations-take-effect/