大統領府は2月6日、武器輸出を国内産業基盤の再興と結びつける「米国第一主義・武器移転戦略(America First Arms Transfer Strategy)」を確立する大統領令に、トランプ大統領が署名したと発表した。年間3,000億ドルを超える防衛装備品の輸出を活用し、国家安全保障戦略の遂行に最も必要な兵器の生産能力拡大、国内再工業化、重要なサプライチェーンの強化を目指すもので、大統領は関連機関に対し、戦略目標に沿った優先装備品カタログの作成や関連業界との連携強化を指示した。また新たに、戦略の実施を監督する「軍事販売促進タスクフォース(Promoting American Military Sales Task Force)」を設置し、最終用途監視基準や議会通知プロセスの効率化、四半期ごとの実績公表による透明性向上についても推進する。従来の武器輸出は相手国の優先事項に左右され、生産の遅延やコスト超過を招いてきたが、新戦略により同盟国への迅速な装備品供給と米国製造業の拡大を両立させる方針である。
The White House “Fact Sheet: President Donald J. Trump Establishes the America First Arms Transfer Strategy” (02/06/26)
https://www.whitehouse.gov/fact-sheets/2026/02/fact-sheet-president-donald-j-trump-establishes-the-america-first-arms-transfer-strategy/