大統領科学技術諮問委員会(President’s Council of Advisors on Science and Technology:PCAST)は3月22日、オバマ政権による気候変動対策戦略の中核とすべき6つの鍵となる要素について記述した書簡を大統領へ送付し、これを公表した。PCASTは気候変動対策戦略として、①緩和(気候関連の変化の速度と規模の緩和)と②適応(気候変動の結果、不可避とされる損害の最小限化)の2点に重点を置くよう要請している。その上で、①気候変動に対する全国的な備えに重点を置き、深刻な自然災害の被害の減少に努める、②経済の脱炭素化を継続する、③規制障害の排除や市場の不備への対応、税制の調整などを通じて、クリーンエネルギー及びエネルギー効率技術の市場競争力増進を支援する、など6点を戦略の鍵となる要素として勧告している。
White House “PCAST Releases New Climate Report” (3/22/13)