共和党議員、オバマ大統領の労働長官候補指名に難色を示す

オバマ大統領は3月18日、次期労働長官候補としてトーマス・ペレス氏(Thomas E. Perez)を指名した。これに対して共和党議員は、現司法長官補佐(assistant U.S. attorney general)であるペレス氏は偏向的かつ急進的人物であるとし、指名承認を保留とする意向を示唆した。ペレス氏は、元メリーランド州モンゴメリー郡評議会(Montgomery County Council)委員で、2009年以降は司法省(Department of Justice)の公民権部門(Civil Rights Division)を統括している。長官に就任した場合は、投票権の拡大や最低賃金の引き上げ、移民法改革など、大統領の野心的な議題を補佐するものと予測される。ただし最近、司法省公民権部門を批判する監察長官の報告書が発表されたことから、複数の共和党議員は、ペレス氏の管理姿勢を批判している。ペレス氏の労働長官指名が上院で承認された場合、オバマ政権2期目で初めての中南米系閣僚となる。
Washington Post “Republicans signal a fight over Thomas E. Perez, Obama’s pick for labor secretary” (3/18/13)