環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)の2013年度予算案では83億ドルが請求されており、これは昨年の90億ドルより低く、2012年度の成立予算に比べると1.2%(1億500万ドル)減となっている。オバマ大統領による環境案件は、政治的攻撃を受け、景気低迷の影響で後回しにされ、3年連続の予算削減に直面することが予想されている。EPAの予算案の中で、発電所による温室効果ガス排出を規制する計画についてはわずかに言及されているのみである。これは、「温室効果ガス対策に慎重かつ常識的ステップを踏むことは焦点の一つ」とした昨年の予算案に比べ、大きな逆行である。EPAの2013年度予算で削減が提案されているのは、水質事業向け州回転基金(State Revolving Funds)から3億5,900万ドル、スーパーファンド(Superfund)口座への3,300万ドルなどである。優先案件がシフトしたことで、オバマ大統領によるEPAの2013年度予算は、大統領が初年度に提出した予算案よりもブッシュ前大統領が最後に提出した予算案に近いものとなっている。
Government Executive “EPA faces third straight year of cuts” (2/13/12)