戦地での様々な負傷に早急かつ正確に対処できるよう、現場で使用できる携行型の超音波へのニーズは高まっている。しかし、物流の問題、金銭的懸念、そしてこれらの機器の利用について訓練を受けた最前線の医療人員の不足が、こうした技術の導入の足かせとなっている。国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)による「現場での超音波自動解釈(Point-Of-Care Ultrasound Automated Interpretation: POCUS AI)」プログラムは、厳しい環境で医療人員の助けとなるよう、超音波画像を解釈する人工知能(AI)技法を進展させることで、こうした問題に対処しようとするものである。また、医療画像AIの開発に伴う高コストに対処するため、数千点の超音波画像ではなく、数十件の同画像でAIを訓練するための新技法の開発にも取り組む。DARPAは5月4日、POCUS AIの下、プロトタイプAIモデルの開発に取り組む5件の研究チームを発表した。