米国研究評議会(National Research Council: NRC)は、米航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration: NASA)が今後5年間に開発努力の重点を置くべき技術として16件の優先技術及び関連技術課題を示した報告書を発表した。これらの技術は、NASAによる技術ロードマップ草案の一部として外部の技術関係者からのインプットを受けて選出されたもので、①人間の宇宙飛行における放射線の軽減、②ガイダンス・ナビゲーション・制御、③発電及び輸送のための原子力システム、④太陽光発電などが挙げられている。また、これらの技術は、NASA全体の主要な3つのミッションに基づいて分類されている。報告書は更に、完成に近い技術の飛行実証に重点を置くことや、既存のプログラム予算の10%を新興技術の発展や改良に充当することを勧告している。
National Academies “Report Identifies 16 Highest Priorities to Guide NASA’s Technology Development Efforts for Next Five Years” (2/1/12)