下院監督・政府改革委員会(House Committee on Oversight and Government Reform)のダレル・アイサ委員長(Darrel Issa、カリフォルニア州選出共和党)は先月、全ての連邦機関を対象に、連邦助成によって行われた研究の結果(ピアレビュー誌あるいは編集後の記事)をインターネット上で掲載するよう義務付ける方針を禁止する法案(H.R. 3699)を提出し、議論を呼んでいる。連邦助成を受けた研究結果への公的アクセス強化推進を続けるカリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)の生物学者マイケル・エイセン氏はニューヨーク・タイムス紙(New York Times)に論説を寄稿し、「この法案が可決されたら、連邦助成を受けた研究の結果を読むために、多くの米国民は毎回10~30ドルの費用を払わなくてはいけなくなる。国民は既にその研究の費用を負担しているのに、新たな負担が増えることになる」と主張している。
ScienceInsider “Bill Blocking NIH Public Access Policy Draws Fire” (1/11/12)