カリフォルニア州のライフ・テクノロジーズ社(Life Technologies Corp.)は1月10日、個人の遺伝子構造を1,000ドルの費用でマッピングできる機器を開発したと発表した。年末までに販売される計画であるという。さらに、この機器および関連マイクロチップ技術により、マッピングは1日で可能になるという。現在最も安価なゲノム・シーケンス費用は3,000ドルで1週間を要しており、「ゲノム・シーケンスがMRIとほぼ同額の1,000ドルとなることで、遺伝子発見や医薬品開発の成長が加速されるであろう」と一部の専門家は期待している。ただし遺伝子同士がどのように作用して疾患の原因となるのかの理解や、遺伝子を利用した治療法の開発には膨大な研究が必要とされることから、「現在は、ゲノム変異がどのように関連するのかその表面をなぞりはじめたに過ぎない」と過大な期待に警告を発する専門家もいる。
Wall Street Journal “Soon, $1,000 Will Map Your Genes” (1/10/12)