オハイオ州規制担当官、エリー湖風力ファーム・プロジェクトを「致死的条項」付きで承認

オハイオ州電力立地委員会(Ohio Power Siting Board: OPSB)は5月21日、五大湖で初となる風力エネルギー・プロジェクトを条件付きで承認した。ただしその条件は、プロジェクト終結に繋がり得るものである。具体的には、「アイスブレーカー・プロジェクト(Icebreaker project)について、実証プロジェクトの6つのタービンのブレードが1年間のうち8か月にわたり、毎晩停止されることを条件として進めることを承認する」という内容である。エリー湖エネルギー開発公社(Lake Erie Energy Development Corporation: LEED Co.)の社長は、「この命令は承認ではない。OPSBの条件は、プロジェクト全体にとって致命的である」と述べた。OPSBは当初、2018年に、「1年間のほとんどにおいて、夜間の運用は停止する」ことを提案した。その後、LEED社とOPSB、オハイオ州天然資源省(Department of Nature Resources)の間で数か月間にわたる交渉が行われ、昨年5月には、本条件を排除することで合意していた。今回の命令は、この合意を覆すものとなる。

Energy News Network “Ohio regulators OK Lake Erie wind farm with ‘poison pill’ that may kill project” (5/21/20)