エネルギー省(Department of Energy)傘下の国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)が発表した報告書、「再生可能エネルギー利用割合基準の先:西部における再生可能エネルギーの未来に影響する地域的供給と需要の状況に関する評価(Beyond Renewable Portfolio Standards: An Assessment of Regional Supply and Demand Conditions Affecting the Future of Renewable Energy in the West)」によれば、西部で再生可能エネルギーの開発が最も生産的な地域で行われれば、2025年までに風力・太陽発電は連邦助成なしでコスト競争力のあるもになる可能性があるという。報告書は、西部で再生可能エネルギー資源が最も豊富な地域における再生可能発電の費用(連邦助成なし)と、利用者の近くに建設された新型の天然ガス火力発電方式のエネルギー費用を比較したものである。報告書のファインディングとして、①ワイオミング州とニューメキシコ州はカリフォルニア州や南西部州の顧客向けに風力プロジェクトの競争が激しくなる可能性がある、②モンタナ州とワイオミング州は太平洋北西部の需要に対応するため、魅力的な風力エネルギー開発地域として浮上する可能性がある、などが挙げられている。
National Renewable Energy Laboratory “NREL Study Suggests Cost Gap for Western Renewables Could Narrow by 2025” (8/23/12)