エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)は1月23日、「2012年年間エネルギー見通し(Annual Energy Outlook 2012:AEO2012)」のリファレンス・ケース(Reference case)を公表した(正式なAEO2012は晩春に公表予定)。2035年までの米国エネルギー市場見通しを示したもので、それによれば、国内の石油・天然ガス・再生可能エネルギーの生産増及びエネルギー効率の向上により、輸入エネルギー源への依存が減少する見通しとなっている。具体的には、①国内の原油生産は2007年の日量510万バレルから2010年には同550万バレルへと増加し、2020年までに同670万バレルに増加する、②国内原油生産の増加、バイオ燃料利用の増加、輸送部門の需要の緩やかな増加により、液体燃料消費に占める純輸入石油の割合は、2010年の49%から2035年には36%へ減少する、③米国は2016年までに液化天然ガスの純輸出国となり、2021年までに天然ガスの総合的な純輸出国となる、などの見通しが示されている。
Energy Information Administration “EIA projects that increased oil, natural gas and renewable energy production and energy efficiency improvements will reduce U.S. reliance on imported energy sources” (1/23/12)