米諜報機関、COVID-19後の世界は気候変動と分裂した社会によって混沌とすると予測

国家情報長官室(Office of the Director of National Intelligence)傘下の国家情報会議(National Intelligence Council: NIC)は4月8日、4年ごとに発表している「世界トレンド(Global Trend)」報告を発表した。それによれば、米国諜報担当高官は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に疲弊した世界に希望を見出さず、今後20年間の世界は極めて荒涼としているとの見方を呈した。COVID-19のパンデミックと、気候変動による破壊、そして人々がリーダーに求めるものと実際にリーダーが実施するものの間の溝が拡大することにより、世界は混乱するとみている。諜報コミュニティは長期にわたり、政策策定者と一般市民に対して、パンデミックによって世界の政局と米国の国家安全保障が大きく再形成される可能性があると警告してきた。この報告書は、米国の公式な政策を示すものではない。

Washington Post “Intelligence forecast sees a post-coronavirus world upended by climate change and splintering societies” (4/8/21)