米国の研究開発費、2023年に9,370億ドルを記録 2024年はさらに増加傾向

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)傘下の国立科学工学技術統計センター(National Center for Science and Engineering Statistics:NCSES)は2月27日、2023年の国内研究開発(R&D)支出総額が9,370億ドルに達し、2024年にはさらに9,930億ドルへと増加する見込みと発表した。2023年の内訳は、基礎研究が1,380億ドル、応用研究が1,740億ドル、実験開発が全体の67%となる6,250億ドルとなった。資金源については、インフレ調整後の2024年推計値(2017年ドル換算)で企業が5,920億ドル、連邦政府が1,480億ドルを拠出し、2023年から2024年にかけての260億ドルの増加分のうち、170億ドルは企業によるものであった。R&D支出の対GDP比は上昇傾向にあり、2024年には企業の資金提供がGDPの2.54%に達した一方、連邦政府の資金提供は0.63%にとどまった。連邦政府によるR&D資金の配分先としては、2023年に連邦機関内部及び連邦出資研究開発センター向けが610億ドル、大学向けが440億ドル、企業向けが270億ドルとなっている。

NSF “U.S. R&D Totaled $937 Billion in 2023; Estimate for 2024 Indicates Further Increase to $993 Billion” (02/27/26)
https://ncses.nsf.gov/pubs/nsf26314