米国、中国最大のチップメーカーに輸出管理規制を実施へ

商務省(Department of Commerce)は、9月25日に米国のコンピュータ・チップ企業に対して送った書簡の中で、中国最大の半導体メーカーである中芯国際集成電路製造(Semiconductor Manufacturing International Corp.: SMIC)へ特定の技術を輸出するには、事前にライセンスを取得しなくてはならないと通達した。これは、先端技術で競争しようと努力する中国にとり打撃となる。商務省は書簡の中で、「SMIC及びその子会社への輸出は、中国の軍事活動に使用されるリスクがある」と述べている。米国の今回の措置により、SMICは、チップ製造のための機器を利用できなくなる恐れがある。米国企業はこうした機器の主要なサプライヤーである。SMICは、複数の国営事業体の支援を受けており、チップなどの先端技術で国内自給を目指す中国政府の取り組みの中核となる存在である。

Wall Street Journal “U.S. Sets Export Controls on China’s Top Chip Maker” (9/28/20)